SSブログ

秋田内陸縦貫鉄道 7 [鉄道]

 
 
DSC09917-1_edited-3.jpg
                                         急行もりよし2号 鷹巣行
                                                                                   2016.2.  12:21 頃
                            松葉駅~羽後長戸呂駅間?(記憶がいまいち定かではありません) 
 
 
 
 
 
                   パーシモン・トレイン 
                   あなたには冬がよく似合う
 
                   たったひとつ
                   取り残された柿のように
                   真っ白な雪をかぶり
                   吹雪に耐えている
                   
                   パーシモン・トレイン
                   まだ 熟しきってはいけない
                   心なき鳥たちについばまれてしまうから 
                    
                    
                    
                    

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 6 [鉄道]


 
DSC09796-1_edited-3.jpg 
                    急行もりよし3号 角館行 
                    比立内駅~奥阿仁駅間 2016.2  15:? 
 
 
 
                  黄色い菜の花見たいから
                  黄色い電車に乗りました
                  トンネルひとつ通るたび
                  あなたへ少し近づいて
                  踊る心は火のようで
                  雪を解かしてまっしぐら 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 5 [鉄道]


DSC09712-1_edited-1.jpg
                         急行もりよし3号 角館行
                  阿仁前田駅~前田南駅間 2016:2 15:? 
 
 
 
                   冬の空は、誰をもと・・・知らぬ悲哀を含み
                 重く冷たく鉛色であった
                 真っ白な雪であればあるほど
                     全てを覆い隠してしまう 
                 それで済んだものを
                 橋脚という不確かなあやつらを
                 一歩一歩踏みしめてゆくのは
                 あまりにも過酷過ぎる
                 
                 きみは走る
                 天と地の一番純粋なる境界線を辿り
                 素知らぬ顔であざ笑うかのように
                   誰も想像だにしない明日へと
                 思いを巡らせるのだ
                 
                 只 私はじっと黙して
                 人差し指のこのやわい部分で
                 シャッターを切るしかないのだ
                 ・・・ありがとう・・・
                 きみのおかげで どれだけ生長られたか 
                  
                   
                  
 
                  
                   
                  

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 4 [鉄道]


DSC_2723-3.jpg
                       角館行 比立内駅~奥阿仁駅間
                              2016.2  14:08 
 
 
                                     白い癒しを振りまいて 
             君の素肌は 爽やか緑
             トコトコトコトン トントコトン
             「 ・・・トンネル出たら
               次は おくあに~ おくあに~・・・ 」 
                    

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 3 [鉄道]

 
DSC_2642-1_edited-1.jpg 
                     角館行 阿仁マタギ駅手前 
                          2016.2 12:14 
 
 
                                              ほら 私の手をしっかり握っていて
                ほら 私がちゃんと連れてってあげる
                春の入り口まではね
 
                  あなたのもとでピンクの花になり
                  二人で想う夢色の空
                  さあ いっしょに目をつむりましょう 
                   

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 2 [鉄道]

DSC09770-1_edited-1.jpg
                     阿仁合行 十二段トンネル出口 付近
                              2016.2 11:52 
 
                    
                  ちっぽけな一匹のアマガエル
                  思いっきりはしゃいでみたいのか
                  そんなに急いでどこへ行く
                  白い世界に飽きたのか
                  青い国へと飛びたいか 
 
                 
 
 
 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋田内陸縦貫鉄道 1 [鉄道]

DSC_2597-2_edited-3.jpg
                        急行もりよし2号 鷹巣行  
                        萱草駅より 2016.2  13:04 
 
 
             白い香りを追いかけて ここまで来ました
             あなたは蝶のようにすう~と 
             振り向きもせず
             残ったのは 真っ赤な二つの泪です 
                
 
 
              
 
             
               
 
 
        

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

はじまりのおもい・・・ [・・・・・]

   海の果てが 滝であるように
   空の果てが 暗黒であるように
 
   ぷっつりと途切れてしまいました
 
   あれからどのくらいの日々を経たのでしょう
 
   またここに来てしまいました
   帰巣本能でしょうか
   私にも分かりません
 
   気まぐれな蜻蛉はどこを目指すのでしょう
   私には分かりません
   答えを出さないのが 私なのかもしれません
 
 
   親友を亡くすということは
   もう二度と彼には会えないのです
   
   人は勝手なもので 失って初めてそう感じるのです
   死に顔を思い出すたび  あの日を思い出します
 
   木もれ陽射す小さな公園
   一眼レフのシャッター音
   
   彼が通った小さな小学校
   彼が見ていた三角の山
 
   
   酒を飲みながら 
   また書こうと思います
   撮って書かないと どうにかなってしまいそうです
 
   私の歩みは 私を取り囲む全てです 
   優先順位を確かにすることです 
 
   またしっぽが切れてしまうかもしれません
   なったらなったで
   そのように飛ぶしかありませんね 

nice!(3)  コメント(3) 
共通テーマ:日記・雑感

彼方の空合 二 [彼方の空合]

DSC_9246.jpg   林檎の花の固執


                   林檎の花が咲いたよ
                   白く白く咲いたよ
                   桜に肩を並べて
                   蒲公英や姫踊子草の頭上に
                   優しい香りを雲のように
                   君たちの天上のように
                   穏やかな花には似つかぬ
                   何れくる真っ赤な魂を見据えて
        
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

彼方の空合 一 [彼方の空合]

       「彼方の空合」・・・・・「あなたのそらあはせ」・・・とでも読んでいただければ幸いです
       意は、遥か向こうにある意味も無い夢見心地・・・とでも云っておきましょう
       

DSC_9412_edited-1.jpg   日差しをうける桜の固執


       一陽来復、春になればいろいろとあるものですね
       本当に春が来たのでしょうか・・・冬の後に
       春が来てもそこにあるのは、美しい桜咲く・・・です
       何処へ行ってしまったのでしょうか
       私の桜咲く・・・・は
       探しても見つからぬ想いの果て
       散り際のかたちを見ては
       春の風は・・春の風情は・・・などと
       甘んじてはおれません


DSC_9455.jpg   一本桜の固執
       

       ある丘の麓に一本の桜の木がありました
       何の意味があるのか
       そこにあるように咲いていました
       派手な衣装をまとわず
       山桜でしょうか
       強く、艶やかに、花花はたおやかに
       今年も来てしまいました
       一番いいあなたのその刹那の中に
       私はあなたの根元に抱かれ
       頭上の木洩れ日に眼を閉じました
       自然の行為は素になって
       今、触覚も健全也・・・と
       あなたに感謝するのみでした
              
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。